NetVaultをご利用のお客様がありました。仮想テープライブラリのブランクテープ(と言っても、ディスク上のファイルです)を Windows NetVault のGUI操作で消去するという処理です。一つのテープを消去するのに早い人で5秒、遅い人で10秒はかかります…しかし、テープが1,000本近く作られます!! どうします!?

NetVaultではCLIコマンドで消去する方法もありますが、CLIで消去可能と言っても、コマンドの引数にテープ番号やグループ番号を指定する必要があります。それらの情報を知るにもWindows NetVaultのGUI操作をしなくてはならない…思考がループしてしまいました!!

VBScriptで、CLIコマンドを使用してテープ番号やグループ番号を一括でリストし、それをもとに自動的に消去のためのバッチファイルを(.bat)を生成して実行する方法を思いつきました。この結果、わずか60秒で1,000本近くあるブランクテープを消去することに成功しました!!ついでに管理情報を作る。

コマンド行を1,000行近く作成します。 　これを実行するとキレイさっぱりブランク化できます!!

管理情報出力

やれば出来ました!! 諦めることなく、製品の特性を調査することで活路が見出せると思いました。皆さん、Windowsの面倒なGUI操作でお困りのことがありましたら、是非ご相談下さい!!

■効果：4800〜9600倍の性能向上!!

■コスト：1人1月あたり40〜75万円が5千円、最大で年間894万円のお得!!